ほしぐみさんが春に植えた稲が収穫時期を迎えました。
(春)→ (秋)
今回もボランティアの惠さんに教えて頂きながら【穂切取り、脱穀、籾摺り、選別、精米】を体験しました。
①穂切取り
②脱穀
籾が外れていく時に「うわー気持ちいいー」「楽しいね」「もっとやりたい」と言う声が次々に聞こえてきました。
③籾摺り、選別
収獲した籾をボールで摺る際「先生これ強くするとお米われちゃうね…でも、弱くするとお米出てこないよ…」「いいにおいがする」と力を加減しながら頑張り、白米が見えた時には「お米がてきたー」と大喜びする姿が見られました。籾摺りが終わった玄米を集め、「まだお茶碗一杯にもなってない」「これじゃお腹すくよ」と昔の人の食生活に思いをはせていました。
収獲していく中で感じることが多々あったようで、「昔の人たちはすごいね」「ご飯は残さないで食べてるよ」と保育者に話に来る姿もありました。自分たちで苗を植え水やりをして育てた稲を収穫する良い体験が出来ました。
活動の準備中の出来事…「静かにしてね」「ここはお米の博物館だから静かにしないといけないんだよ」と周囲にいる友だちに声を掛けているほしぐみの女の子たちの姿があり、子どもたちの中でセッティングされた体験コーナーを博物館にして、ごっこ遊びが始まっていました。そこへ、たいようぐみやつきぐみの子たちも集まってきて、「すごいね…」「これなんだろう…」「これどうするの?」と惠さんに尋ねながら手作りの箒や、収獲道具などを手に取ってみる微笑ましい姿も見られました。
④精米
後日、精米体験も行いました。玄米が一瞬で白米に変身する様子を食い入るように見ていました。実際に機械に入れて精米する体験では、機械を上から覗き込んだり下から見たり「どうなってるんだ?」と不思議そうに見ていました。一人ずつ体験し、最後に精米機を分解し中の構造を見せてもらいました。精米体験の時からどんな風になっているのか興味津々の子どもたちは身を乗り出して中を見たり、惠さんの説明をしっかり聞いていました。自分で精米したお米をプレゼントしてもらい、大事そうに持って帰る姿も見られました。
お米ができるまでのことをたくさん知ることができ、大変貴重な体験でした。